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話題、エッセイ、いろいろ『ニューヨーク便り』

2005年4月10日

近代美術館(MOMA)の無料入場時間

昨年11月に約2倍の規模となって開館した近代美術館は、その規模、収容作品、谷口吉生の建築で話題になっている。改築に4億2500ドル(約450億円)を費やしたことで、入場料が20ドルと、全米で最も入場料が高い美術館の1つとなった。しかし美術館は、お金の余裕のない美術愛好者や旅行者のために、金曜日の4PM以降は無料という奉仕をしている。弊社のお客さんから無料で入るためにはどのくらい並ぶのかと質問を受けていたので、私はアメリカのバケーション連休の3月末のイースターを過ぎ、やや観光時期をはずした4月8日に状況を見るために無料の時間に美術館に向かった。

美術館に到着したのは、4時5分前。新しくできた54ストリート口から館内にはいると、入場券の窓口はまったく列になっていない。館内を混雑させないために時間まで入れさせずに外で待たせているのだろうと思うが、人が並ぶための柵にも人はまったくいない。これはラッキーと思い、外に立っている係員にここに並ぶのかと尋ねると、向こうへ行けと、柵の始まりの方を示す。柵がとぎれたところから入ろうとすると、そこに立つ係員が、さらに向こうだという。すると建物が撤去された空き地があり、ここに人がたくさん固まっていた。列は渦巻き状になっている。一見固まりとしかみられない。4時を過ぎても列の移動は遅い。20分経ってもまだ空き地を出ることができない。これはさらに30分ぐらいかかるかと思っていると、急に動き出して、館内のチケットカウンターで入場券をもらう。約30分並んで入場することができた。

建物の6階まで展示室があるので、エスカレーターで6階まで上がる。このエスカレーターの移動中に時折空間があり、他の階を見ることができる。いろいろな角度から館内を眺めることができておもしろい。6階は特別展階で、「コンテンポラリー・ボイス」と題された現代美術であった。通常よりはやや混んでると思うが、日本の美術館で催される特別展のような混雑にはならないので、美術鑑賞に余裕は持てる。ただ現代美術はちょっと私などには何がなんだか分からない。それでも1時間近くをこの階で費やす。4、5階はピカソ、ゴッホ、マチス、ポラック、デュシャンなどで、以前の近代美術館から見慣れたものばかりだ。再度芸術家の作品を確認する。館内は一層人が増えている。私は3時間近く、鑑賞しているので、足が疲れてくる。3階の写真、建築階を足早に見る。足が痛みだした。しかしまだ2階があるし、閉館の8時が迫っている。2階はコンテンポラリーで巨大な作品が多い。もっとじっくり見たいが、閉館の知らせで、追い出される。最後は作品の前を通過するというような鑑賞となった。美術館を出たときには、足は棒のようになり、痛みさえ感じた。

私のようにあまり美術は分からないが、好きな者で、3時間半、歩きっぱなしでも時間は足りない。じっくり余裕を持ちながら鑑賞し、館内の名物カフェやレストランで休憩するような人には、20ドル払っても人が少ない午前中から入場するのがベストと思う。お金を絶対に節約したいと思い、また特定の作品だけを鑑賞するとか、じっくり見るつもりはなく、観光の記念ということで入場するなら、この金曜日の4PM以降の無料時間を狙うのも1つだが、観光シーズンは列の待ち時間が非常に掛かると思った方がいい。お金より時間が大切ということもある。ニューヨーク旅行を十分に楽しむために、事前にしっかりと計画を立てることをお勧めします。

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2005年3月24日

ロックフェラー・センターの展望台が今秋オープン

ワールド・トレード・センターを2001年に失って以来、マンハッタンの高層ビルで現在一般公開されている展望台は、お馴染みのエンパイア・ステイト・ビルディングだけだ。あまり知られていないが、ロックフェラー・センターにも展望台があり、1986年まで利用されていた。この展望台のあるロックフェラー30番地の建物は、同建物内の名門レストラン、レインボールームを拡張する時に展望台への通路を封鎖して、放置していたのだ。

マンハッタンに1つの高層展望台では物足りないと感じている人は多いのではないか。なによりエンパイア・ステイト・ビルディングは、近年の観光客の増加で、この前のクリスマスから新年にかけての観光ピーク時に、2、3時間待ちは当たり前という混雑になってしまった。建物に入ってすぐのセキュリティ・チェックで大混乱、入場券を買うのに時間がかかり、エレベーターまでの狭い通路で待たされ、やっとエレベーターに乗ったと思ったら、エレベーターは86階展望台に直通でなく、80階終点で降ろされ、そこでまた長々と待たされる。貴重な時間の喪失はもとより、観光疲れで気分が悪くなる人も少なからずいたようだ。

今秋オープンが予定される、ロックフェラー・センターの展望台は、70階、約259メートルの高さに位置する。エンパイア・ステイト・ビルディングの86階、約320メートルには及ばないもののセントラルパークに近くなることやエンパイア・ステイト・ビルディングを眺めることができるなど、また違った眺望が期待できる。7500万ドル(約80億円)を費やしての改築は、年間200万人の入場者を見込んでいる。入場料は14ドル。

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