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『ニューヨーク便り』 No.23: 2003.7.8

ニューヨークの食文化

 日本に帰国する度に感心することの1つは、日本の食文化のことである。日本食といっても、すし、そば、うどん、ラーメン、ドンブリもの、トンカツ、鍋、懐石、などなど種類は限りなく、またそれぞれが専門店化してとても多様性がある。また中華、スパゲティ、ピザ、焼き肉、カレーなど外来ものも日本オリジナルのメニューなども創作され、日本の食生活にとけ込んでいる。さらにどれもおいしい上に、値段が安い。これらの食事を食べながら、涙を流すのは、私だけでなく、国外滞在者(特にアメリカ)には身にしみることことと思う。

 ニューヨークは巨富の大都市にふさわしいようにグルメがうなる人気のレストランはたくさんあるのだが、値段がべらぼうに高いので、私のような貧民が入り口をくぐれる、気楽な食堂で、おいしいところとなると数に限りがある。といっても料金が安いと感じるところはほとんどない。まずはアメリカン・レストランは数に入らない。ファースト・フード世代以前の方はさらに厳しい。アメリカン・レストランのメニューはハンバーガー系が多い。マクドナルドよりはおいしいと思う店やメニューもあるが、1週間に1回食べれば、たくさんである。次はサンドウィッチ系だ。パストラミ、コーンビーフ、チーズ、卵、サラダなどをはさむのだが、これらも物足りない。味が物足りないのであって、量ではない。量はそんなにいらないから、値段を下げてくれるか、おいしくして欲しいと叫びたくなる。食事も観光の1つという考えで、一人1日1万円以上の食費でも問題ないといわれる方は、世界中の食事が味わえるので困ることはないと思う。我々滞在者は食費をできるだけ切り下げるために自炊するのだが、日本の観光の方々は自炊などすることはできないので、安くおいしく、餓死せずに帰国する方法のアイデアをいくらか・・・。

 まず朝食は、安くてうまいのが、街頭の屋台のベーグルだ。干しぶどうの入ったレーズン・ベーグルにクリーム・チーズをはさんでもらい、コーヒー(味がない)と一緒で1ドル50セントほどだ。滞在中に1回は食べる価値はある。やや気合いを入れたいという方は、街のダイナーという食堂の朝食が卵2つ分、ポテト、トースト、オレンジジュース、コーヒーで、ホテル街だと8番街より西に行けば、チップを入れても5ドルで収まる。ホテル街、ビジネス街はもちろん割高。ホテルで食べると、驚きの値段。

 ランチはあなたがどこにいるかによりますが、朝から夜までいつでも満足できるのはチャイナタウン。しかし飲茶は夕方までには終わりますので、ご注意を。ラーメンは北京ダックとワンタン入り、またはシーフードで7、8ドルで食べられます。私はチャイナタウンのベトナム・ラーメンに凝っていまして、米の麺に薄い牛肉の乗ったものは5ドルで食べられます。地元の人(と私)の強い見方が、チャイニーズ・ビュッフェで、4品とスープとライス付で4ドル。最近店舗数が増えています。さすが中国人と思うのは現在いたるところに中華レストランがあり、ランチをスープ付で5ドル前後から食べさせてくれます。中にはテイクアウト(持ち帰り)と出前専門の店もあります。ダウンタウンではランチ・メニュー料金を出しているところがあり、同じ内容でもディナーと比べると、はるかに安いので利用しましょう。1番のお薦めは、イースト・ビレッジに付近にいたら、6ストリートの1と2番街の間に走るべし。ここはインド・レストラン街で、ジュースまたはコーヒー・紅茶、スープ、ライス、前菜、ナン(パン)、カレーなどの主菜、デザートなどで4ドル95セント。チップをはずんでも7ドルはしないのは、私の1押しです。お金を出してももうちょっといいものを食べたい方のねらい目は、高級レストランのランチタイムとプリ・シアター・ディナーというやや早めの夕食です。セントラルパーク内の高級レストランタバーン・オン・ザ・グリーンなどはランチ20ドル3セント、プリ・シアター・ディナー30ドル3セントというサービスを行っています。このようなサービスは週末は適応されない場合が多いですのご注意を。

 ディナーはというと、劇場街ならたくさんのレストランがプリ・シアター・ディナーを扱っています。通常のメニューほど良くはないですが、手頃な料金であることと、劇に間に合うように手早く出してくれます。マリオット・マーキースの最上階の展望レストランやレストランローと呼ばれる46ストリートの8番街と9番街の間はお薦めです。

 どんな時間帯でも街中にある中華レストランとインド・レストランは料金が他のレストランより安めですし、日本の人の口に合うことでしょう。また劇場街、ビジネス街では、サラダバーと呼ばれる重さで料金が決まるビュッフェは、気楽です。サラダバーといいましても、サラダだけでなく、肉、魚、野菜、餃子、焼きそばなどたくさんの種類があります。料金は何を選んだかではなく、自分でプラスチックの入れ物に入れた合計の重さで決まります。1ポンド(約450グラム)5ドル前後の料金で、重さを考えて選べば納得料金ですが、考えずにあれもこれもと容器に入れると、こんなになったと驚きます。経営しているのはほとんど韓国人で、とても親切です。

 観光に忙しく、食事のことを考える暇も時間もないという方は、マクドナルドに飛び込むか、ピザ、路上のホットドックでしょう。ピザは大きな円形のピザを8等分にしてスライスで注文できます。何ものっていないもので、1ドル50セントから2ドルです。ペッパローニ、タマネギ、なす、ソーセージなどを1種類のせる度に50セントから75セント追加となります。ホットドックは1ドル50セントから2ドルほどです。
 胃が疲れた、やはり日本食だという方は、レストラン・サッポロ、立ち食いそば、吉野家など劇場街にあります。おいしい日本食は56ストリートの5と6番街の間に何件かありますし、45ストリートのマジソン街周辺にも日本のビジネスマンが疲れを癒すおいしいレストランが多くあります。。それなりの料金になりますけれども、体をこわしたらおしまいですから・・・。

 

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