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 『ニューヨーク便り』 No.9: 2001/2/22

ゴスペル教会のミサに参加しよう!

ハーレムの教会のミサの時に歌われるのはゴスペルと呼ばれる歌だということはみなさんご存じだと思います。ウィッピー・ゴールドバーグが扮する尼さんのコメディー映画で観たことがある方も多いと思います。カトリックなどのパイプオルガンが奏でる神聖な賛美歌と違い、とてもノリのよい曲です。聖歌隊や信者が手拍子し、立ち上がり、踊る信者もいる程です。何しろ教会の中にドラムが入るので、何か庶民的な感じがします。私がよく行くところは通常キーボード2台とドラムが入り、時にはサックスやベースが入ることもあります。

観光で参加されるほとんどの方は歌を楽しみに行かれる方だと思います。実際にミサに参加しますと、ノリのよい歌などで体が自然に動くほどに楽しめますが、心にジーンと響くものがあるはずです。神を信じる信者の歌、演奏が私たち観光客の心にも入り込んできます。神父が、本日初めて訪れた英語を話さない方々は私達が話していることはわからないと思うが、歌が皆さんの心に通じるだろう、と述べていました。ゴスペルとは神の言葉という意味です。

私は宗教を信じませんし、宗教には良い面の他に悪い面もあるように思いますが、ゴスペルに心を込めて歌う信者とその歌には心を打たれます。これほどに純粋に信じることができるものなのか?私達はミサに参加することでゴスペルを聴くことが出来ると同時に参列する信者の姿を観ることが出来ます。何か悲しいことがあったのか、歌っているうちに体を震わせ、泣き出し信者がいます。さらには失神し、倒れ込むことさえあり、教会にいる看護婦が介抱に向かいます。最近は景気も良いので、失神者はあまりいませんが、私が初めて参加した10年以上前は景気が悪く、黒人の人たちの失業率が高く、治安が悪かった時で、ミサでは何人もの信者が声を荒わげ、失神したのを見たときにはたいへんショックでした。

観光には訪れた先の観光名所を見るということの他にそこに住む人々を知るということも大切だと思います。ニューヨーカーは親切だとか、遅く話してくれずに不親切だとか、レジの係員は同僚としゃべりながら仕事をして遅いとか・・・。

マスコミを通して黒人の人々に対し、偏ったイメージを持っている方もいると思いますが、マスコミが伝えるのは断片的なことなので、現実とは違います。ゴスペル教会のミサに参加し、現地の住民とひとときの時間と空間を共有することは名所巡りと同じくらい大切だと思います。

 

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