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『ニューヨーク便り』 No.18: 2002/11/16

ニューヨーク冬の観光で風邪をひかないように!

 冬のニューヨークはとても寒いので、アパートの大家には暖房器具の設置が義務づけられている。近代的な新しいアパートを除いては通常スチームと呼ばれる暖房器具が部屋の壁際に置かれている。金属の管のような固まりで、この中を高温の蒸気が巡回するのだ。手で触ることができない程ではないがかなり熱い。このスチームのおかげで、ニューヨークの寒い冬でも凍えることはない。ただ問題は古いアパートだと、このスチームの温度調節ができないのが、欠点だ。暑すぎるのだ。部屋に暖房が入っているのは大歓迎なのだが、このスチームの暖房が熱すぎて、窓を開けて、外の冷たい空気を入れなくては蒸し上がってしまうのである。アメリカの機械もののパワーは半端ではない。劇場や空港など公共の場所でも同じである。暑すぎる程に暖房が効きすぎていることが多々あるのだ。アメリカは大雑把なので調節などしないのである。暖房を入れたら入れっぱなしだ。さらに古い暖房器具は温度調節ができないのだからどうしようもない。よって、この暖房の暑さをしのぐ為、エアコンの冷房を入れて適度な室温にするというようなばかばかしいことを行う輩がでてくる。

 観光の方には風邪をひかないための注意は必要だ。冬は期間中、常に寒いというわけではなく、厳しい時や緩い時の波がある。寒い時は基本的にダウン、コート、毛皮などは必要である。さらに手袋、マフラー、帽子、耳あてなどもなくてはならない。気温が零度ぐらいでも風を受けると体感温度がマイナス10度以下となってしまうので、風がある日は特に気をつけたい。また自由の女神行きのフェリーに乗船すると海風を受け、エンパイア・ステイト・ビルの展望台に上ると上空の風にさらされるので、さらに注意は必要だ。しかしホテル、劇場、レストラン、ブティックなどはしっかりと暑いくらいに暖房が入っているので、着込んでいた服を脱ぐ必要がある。外に出ると寒いのでまた着込む。屋内に入り、また脱ぐ。これを繰り返していると体も大変である。日本からの観光の方は時差、観光疲れ、口に合わない食事などの不条件が重なると風邪をひいてしまうことがあるので、あまり無理をしない方がよいだろう。レストラン、バーなどでは人の出入りのたびに入る外部からの冷たい風には気をつけよう。屋内外の温度差が大きいほど体にはこたえるものである。

 ホテルの部屋はどうかというと、デラックスクラスはエアコン暖房で温度調節ができる調節器具が壁に設置されているはずだ。エコノミークラスだと壁際にスチームが置かれていることがある。上述のアパートと同様にこの中を高温の蒸気が巡回し、部屋を暖める。温度調節がない場合はもうホテルが設定する温度に従うよりほかはない。特に寒い時はクロセットにある毛布を掛ける。毛布がない場合は、フロントに頼んで、持ってきてもらう。暖房が暑い場合は、窓を開ける必要があるかも・・・。

川島裕次   

 

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