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ブロードウエイ・ミュージカル情報(2004年1月編)

以前ミュージカルが好きな時期があったが、最近はあまり観なくなってしまった。それは入場料が高くなったことと、私が中小劇場の前衛作品探しに凝ってきたことがある。しかし私も観光ガイドとして、人気の作品は観なくてはいけないという勉強心と、なぜブロードウエイ・ミュージカルは人気があるのかを探るために、観光ピークを過ぎてから6本観劇した。

私のお薦めは、ヘアスプレイだ。2002年度トニー賞を作品賞を含め8部門受賞した作品である。60年代が舞台のコメディーで、ファッション、舞台美術、音楽が雰囲気を作る。バルチモアの小太りの女の子が、人気テレビのダンスショーのコンテストに勝ったうえに、町1番のハンサムな男の子をつかまえるという物語で、特別新しいものがあるわけでないが、ダンスと音楽はうまく融合して、心に何度もグッときた作品である。

第2位は、昨年夏にオープンした、アベニューQ、という人形を使ったミュージカル。登場する人形は子供人気番組のセサミ・ストリートと同じ作者のものである。人形使いが人形を手にはめて、舞台上にいるのだが、あまり違和感はない。ニューヨーク市のちょっと寂れたところに住む人間と人形達の人間関係、仕事、お金、愛、人種、同性愛など、通常の生活テーマをおもしろく、また切実に歌に織り込む。オフ・ブロードウエイから上がってきた、楽しめる小作品。

ここで番外編は、プロデューサーズ。オリジナルの大スター、ネイザン・レインとマシュー・ブロデリックが4月4日まで再登場し、チケットは発売日に完売という作品のチケットをいかに手に入れたか?この公演には(他のいくつかの公演もそうであるが)、完売の場合は、当日に立ち見席が発売される。発売時間は劇場により異なるが、この作品は公演2時間前から発売される。枚数は16枚。私はニューヨークの寒さに乗じて、発売前の2時間前に5番目に並んだ。ひとり2枚買うことができる。料金は1枚26ドル(約2800円)。公演はどうかというと、マシュー・ブロデリックの演技がややくさいが、ネイザン・レインの演技センスは抜群に良く、また他の配役も、それぞれに個性があって、魅力がある。作品には特別新しいことはないが、演出がとても良くできている。2001年のトニー賞12部門受賞は記録であり、この作品は10年はロングランするであろうと、いわれていた。前述の2人が降り、人気は落ちたとしても、まだ十分に観る価値はある作品である。

やはりブロードウエイ・ミュージカルはその華やかさ、音楽、ダンスで楽しませてくれる。昨年10月末にオープンしたばかりの、ウィッキド、は名作ミュージカル、オズの魔法使いの裏話、魔女らのいるオズを舞台としている。舞台の上から怪物が飛び出していたり、舞台装置は大がかりだ。主演のトニー賞受賞女優クリスティン・チェノウィスのコメディー・センスは、抜群であり、歌もうまい。全体としても楽しめた作品である。

ジプシーは、ブロードウエイではとても人気のあるバーナデット・ピータース主演だ。彼女の登場時の観客の拍手の大きさで、彼女の人気を再確認した。ジプシーは、リバイバルで、サム・メンデスが演出を担当したが、無難な作品といったところ。オーソドックスな作品だ。1年も持たずに2月28日に終演となる。最後はムービング・アウトというビリー・ジョエルの24曲にモダンダンスのトワイラ・サープが演出、振り付けをした作品で、激動の60年代から70年代に親友達はそれぞれの生活が変わっていったという話を歌と踊りで表現される。ダンサーはダンスだけで台詞はなく、歌手とミュージシャンは、舞台の頭上に位置する。最初は物足りなかったが、終わりに向かって引きつけられた。ダンスとビリー・ジョエルの曲が好きならお奨め。

2週間で6本観たが、それぞれの作品に個性があり、魅力を再確認した。日本ではミュージカルなど観ないという人が、ニューヨークに来ると毎晩観るというのも分かる気がする。ブロードウエイを訪れる皆さん、上記の他にもライオンキング、マンマミア、美女と野獣、シカゴ、レント、オペラ座の怪人などのロングラン作品は古くならず、オズから来た少年、フェイム、リトルショップ・オブ・ホラーズ、ワンダフル・タウンなど新作、リバイバルも盛りだくさん。滞在中に1本は観ましょう。ニューヨークはミュージカルの首都です。

 

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