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ブラックアウト2003

 

 2003年8月14日、世界の首都とも豪語するニューヨークがみじめにもアメリカ史上最悪の大停電に見舞われた。家まで何時間もかけて歩いて帰った人、路上で一夜を明けた人、公園でキャンプファイアーをして踊った人、マンハッタンの夜空に星がたくさんあることに気づいた人など、市民から観光客はそれぞれの夜を過ごした。以下は新聞や人から聞いた停電2日間のお話。

 ことは2003年8月14日午後4時9分ごろにミシガン州にて発生し、ニューヨーク、ニュージャージー、オハイオ、ペンシルバニアなどアメリカ8州、カナダのトロント、オタワを含む大停電となる。

地下鉄、鉄道、バス、飛行機が運休となり、600万人のサマーキャンプと題打った新聞もある。この意味は人々が、駅、バスターミナル、タイムズスクエア、路上などで一夜を明けたという意味です。

銀行の現金引き下ろし機もストップし、お金もない人も・・・。

高級ホテルのマリオット・マーキース・ホテルとルネッサンス・ホテルは、非常用電源が作動せず、エレベーター、エスカレーターが完全ストップ。ヘアのドアもオートロックの為、部屋にはいることができない。ホテル側は危険回避の為、泊まり客を部屋に入れさせなかったので、宿泊客はロビーやタイムズスクエアの路上で寝るはめとなる。

ダウンタウンのヒッピーやホームレスの多いトンプキンズ・スクエア広場ではゴミや自転車に火がたかれ、アフリカのドラムに合わせて、人々が火の回りをダンスしたという。その時警官もいたが、無視していたという。

街が真っ暗な中、金持ち大学のニューヨーク大学は非常用電源により校舎に灯がともっていた。

路上のホットドック屋はホットドックが通常の5倍、ジュースが2倍の売り上げとなったという。

肉屋、魚屋、ケーキ屋などは大割り引きで冷蔵貯蔵できないものを販売する。

ロサンゼルスから来たカップルは、路上で一夜を過ごすことを余儀なくされ、翌日捨てるとわかりながら、200ドルのベッドマットレスを購入し、路上で寝る。

ハドソン川の交通機関が麻痺した為、レジャー用のジェットスキーで1人50ドルで対岸まで乗せる商売が発生、カヌークラブの人は無料で人を乗せたのとう。

ミッドタウン無高層ビルの33階にオフィス兼アパートを持つ人は、冷蔵庫に食料があった為、停電発生から電気が戻る翌日朝まで部屋にこもる。なんでも高級マンションなのだが非常用電気がないのでエレベーターは動かず、階段は真っ暗で危ないので、外に出なかったという。

オフィスビルのエレベーターに閉じ込められた3人と8時間救助を待つ。

ミッドタウンのホテルに泊まった日本人観光客はホテルの水がまったくでなかったという。

携帯電話の回線が一杯で、電話しようできず。

火事が原因で死亡した人は4人、2人は家内は暑いので、エアコン付きの自己所有のボートで睡眠し、窒息死する。また残りの2人はそれぞれろうそくが原因の火事で死亡。

停電を機会として、200から250人が泥棒を働く。ブルックリン地区のスポーツ店フットロッカーズでは23人が逮捕される。

家がコネチカット州のビジネス・ウーマンは、現金をたくさん持ち、ノート型パソコンを鞄に持っていたので、泥棒に狙われるのを警戒していると、警官に同情され、警察署に泊めてもらう。

住宅街の歩道ではろうそくに火をともし、バーベキューを焼いて、ビールで歓談していた。

ガソリンスタンドの給油機が利用できずに、ガス欠に陥った車もいた。

ニューヨーク市損出$1Billion(約1200億円)
個人収入の損出$500-750Million
税金収入の損出$35-40Million
市のオーバータイム・コスト$6.5-10Million
429台の列車が線路で止まる。
500以上のフライトがキャンセル
800のエレベーター救助、5000の救急車コール、80000の911コール、60の重大火事、1万人の警官が木曜日の夜に働く。
ニューヨーク市外北部(アップ・ステイト)では深夜までに100パーセント回復、ニューヨーク市は50パーセント

エッセイ:BLACKOUT2003: ニューヨーク史上最悪の停電